月 | 行事 | 行事の由来 |
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3 | お彼岸法要 | 「彼岸」とは、こちら側の岸(現在私たちがいきている世界)に対する、向こう側の岸、つまり極楽浄土を意味します。 行事としても「お彼岸」は、春分と秋分の日を中日(ちゅうにち)とする前後3日間の計一週間に行われます。法然上人が浄土宗を開く上で師と仰いだ中国の善導大師(ぜんどうだいし)が「春分と秋分の日には太陽が真西に沈むので、日没の彼方にある極楽浄土を想い、敬慕の心をもつべきである」と説いているように、太陽の沈む方角に向かって、極楽浄土に往生したいと決意を新たにするのが「お彼岸」なのです。 ![]() |
7 | おせがき法要 |
施餓鬼会(せがきえ)は、各宗派で行われる行事で、誰からも供養してもらえない餓鬼に飲食(おんじき)を施し、供養することを第一の目的とします。
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8 | お盆法要 | ![]() |
9 | お彼岸法要 | 「彼岸」とは、こちら側の岸(現在私たちがいきている世界)に対する、向こう側の岸、つまり極楽浄土を意味します。 行事としても「お彼岸」は、春分と秋分の日を中日(ちゅうにち)とする前後3日間の計一週間に行われます。 この一週間は、日常の生活を反省し、布施(ふせ)・持戒(じかい)・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・禅定(ぜんじょう)・智慧(ちえ)という六波羅蜜(ろくはらみつ)の行を修める実践週間としても意味づけられています。 国民の祝日に関する法律には、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」、秋分の日は「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」日とされています。 ![]() |
12 | お十夜法要 | 10月から11月にかけ、多くの浄土宗寺院で営まれるお十夜(じゅうや:法要)は、浄土三部経の一つ『無量寿経』に、「この世で善い行いを十日十夜(じゅうにちじゅうや)することは、もろもろの仏の国で千年の善い行いをすることよりも勝れている」と説くことに由来しています。つまり『お十夜』とは“十日十夜”の略であり、究極の善行であるお念仏を十日十夜の間、おとなえする法要なのです。 その起源は15世紀。京都真如堂(しんにょどう:真正極楽寺[しんしょうごくらくじ]・天台宗)で始まり、浄土宗では明応4年(1495)、後土御門(ごつちみかど)天皇の招きで、鎌倉・大本山光明寺9世観誉祐崇(かんよゆうそう)上人が宮中で『阿弥陀経』の講義を行った後、真如堂の僧とともに十夜法要に参加し、天皇の勅許を得て光明寺で厳修したことが始まりです。 |