雨乞に 曇る国司の なみだ哉 蕪村 古代から水不足による旱魃は、人々の生死に関わる重大事でありました。 昔、香川県綾歌郡で大干ばつが起きました。その時の国司であった菅原道真が七日七晩祈願をすると、 […]
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謙虚
下がるほど 人の見上げる 藤の花 パナソニックを一代で世界的企業へと押し上げた松下幸之氏の格言に「誠実に謙虚に、そして熱心にやることである。謙虚さがあれば、知恵はこんこんと湧き出てくるもの」 とありま […]
新社員
はじめての 名刺を母に 新社員 今年もまた、街で慣れないスーツ姿の新入社員とおぼしき人達を見かけました。 と同時に、新天地での生活を始めるわが子のために買い物をする親の姿も見受けられます。希望と一末の不安を […]
摘み草
蓬摘(よもぎつ)み 膝(ひざ)ついて知る 地の弾(はず)み 葛飾北斎「春の富士」の絵に、摘み草の様子が描かれています。春の野の摘み草では、蓬(よもぎ)、芹(せり)・土筆(つくし)・野蒜(のびる)・嫁菜( […]
梅の香
平安時代になると目で見る花の美しさから、新たに香りが注目されるようになったそうです。『古今集』にも梅の香を詠んだ和歌があります。 春の夜の 闇はあやなし 梅の花 色こそ見えね 香やは隠るる 訳:春の夜の闇とは […]
寒さに負けず
松雪草(マツユキソウ)という植物は寒さに強く、雪の中でも花を咲かすといいます。私たち人間も、寒さとコロナウイルスに負けずに元気で過ごしたいものです。
師走の市場
買物の 好きな女に 師走来る 星野律子 コロナの感染者が減少になると、近所の市場では人出が増え活気が戻りつつあります。 これから年末に向けての準備で、どこの家庭でも忙しくなりそうです。
干し柿
子どもの頃、渋柿を甘柿と思ってかぶりついてしまったことがあります。そのあまりの渋さで口の中が麻痺した苦い経験があるのは私だけでしょうか。そんな好まれない渋柿を天日にさらすと、甘柿を干したものよりも渋柿の方が甘くなるのは […]
秋の虫
夜になるとコオロギといった秋の虫の音が聞こえてきて、心が癒されます。虫は警戒心が強いのか、草に身を隠しその姿はほとんど見ることがありません。 童謡「虫の声」で「チンチロリン」と鳴く虫がマツムシです。 […]
無縁墓地
無縁墓地周辺の剪定をしてお盆を迎えます