昨日見し人 今日は早

DSC01197H30年11月原稿1  DSC01191H30年11月原稿2

DSC01190H30年11月原稿3  DSC01198平成30年11月原稿4

生往寺婦人部Y子様が、お浄土に旅立たれました。法然上人誕生寺から始まり数度にわたる知恩院参拝・善導寺参拝や五重相伝、輪番御忌、お寺の掃除奉仕などすべてに参加される熱心な檀信徒で、心配り細やかな優しい方で、かつ凛とした生き方をなされ尊敬しておりました。ご一緒したアルバムを見返しますと、寂しさがこみ上げてきました。

平成19年(2008)10月の知恩院参拝は特に思い出深いのです。当山安永ご住職の法話をお聞きし、勢至堂清掃奉仕、法然上人800年大遠忌記念事業の御寄附を終えた後に、国宝御影堂平成大修理の工事現場に立ちあわせていただきました。想像もできないくらい大きな梁や瓦などが大事に解体される様を感動しながら目の当たりにして、彼女と、「完成した暁にはまた一緒に行きましょう」と硬い約束をした事でした。御影堂は新元号2年(2020)4月には落慶法要を迎えるとのことです。今度、知恩院に参拝するときは彼女の遺影を持ってゆきます。

                定めなき世の習いにて 昨日見し人 今日は早  ―いろは御和讃―

                

                                                                                                     平成30年11月  生往寺檀信徒