九州国立博物館開催の『王羲之と日本の書』展に行きました。
「日本人と文字の本格的なかかわりは、今から1300年前の奈良時代にさかのぼり、当時憧れの手本は書聖と呼ばれた王羲之の書でした。」と説明されています。
貴重な王羲之の国宝「孔侍中帖 原跡 王羲之筆」や「妹至帖」を拝見し、はるか昔、高校の書道授業で、臨書の手本として王羲之を学んだ事を懐かしく思い出しました。
9世紀頃活躍三筆の空海・嵯峨天皇や、10世紀頃活躍三蹟の藤原左理・小野道風・藤原行成の書など、奈良・平安時代から今日に連綿とつながる文字の源流に触れ感動しました。
“かな書道”を、また、学び直したいなと思いました。
(写真は九州国立博物館パンフレットより)
平成30年5月 生往寺檀信徒