藤波ゆらぐ誕生寺 聖光院吉祥寺 吉祥寺(北九州市八幡西区香月)は、浄土宗第二祖鎮西上人の開山です。 四月下旬から5月初旬にかけて、藤の花がなんとも見事です。境内をうめつくしている天蓋、白紫桃色と染め上げら流れ下る藤房からは、ふくよかな香りが漂います。 三十七世才誉上人が植栽された紫野田藤、白藤、紅藤、ふち紅藤、八重黒龍藤等十本の藤のうち、古い三本はなんと樹齢百五十年と伝えられ、幹の力強さは圧巻です。 平成27年5月 生往寺檀信徒